|
| アニメ専門サービス | |||
|
|
|
|
|
『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督が劇場用映画『機動戦士ガンダムF91』の後、1993年4月から翌年3月まで手がけたガンダム・サーガの1本。宇宙世紀0153年、地球連邦政府は形骸化し、各宇宙サイドは独自の統制をはじめ、各地で紛争が激化。その中で地球の都市ラゲーンを制圧したサイド2のザンスカール帝国と、対抗組織リガ・ミリティアの攻防を全51話で描いたもの。ガンダム・サーガの中でも正史ともいえる宇宙世紀を舞台にした最終編であり、ファンの間でも賛否はっきり分かれる異色作だが、ここで描かれる戦争の重苦しい狂気や、戦闘での無意味な犠牲などから、はっきりと監督のメッセージは汲み取れよう。ただし、その赤裸々さなども手伝ってか、本作の後で富野監督は精神的に疲弊し、90年代半ば過ぎまでを低迷のまま過ごすことになる。一人の才人をそこまで追い込んだ作品ということでも、一見の価値は大いにあり。(増當竜也)
すごく人間臭いお話です…
あまり評価されなかったVガンダム。監督にまでも失敗といわれたこの作品だけど、僕はそうは思いません。
この作品はキャラクターがすぐに死んでしまいす。その点についての批判がありますが、これが戦争なんだと思います。実際の戦争はもっと残酷なんでしょうが、子ども向けアニメの作品の中では群を抜いて戦争の残酷さを伝えようとしていることが伝わる作品だと思います。
敵も味方も、1人ひとりに、それまでの人生や感情などが当たり前のことだけどあるわけで、だけども戦闘の中で、その人間のすべてが一瞬にして無になってしまう。
本当に儚く切ないです。
胸がくるしくなります。
この作品は僕が3才の時に放映されていたアニメなのですが、19才になった今、この作品に出会えて本当に良かったと思います。
ガンダムに興味がないという方…はたぶんこのレビューを見ることはないと思いますが、もし、そんな方がこのレビューを見てしまったなら、騙されたと思ってレンタルしてみてください!
下手な文ですが読んでくださった方、ありがとうございました。
戦争の悲惨さに慣れてしまっている
小学生の頃リアルタイムで見ていた私ですが、十数年ぶりに改めて観てびっくり。
どうやら世間では、戦争の悲惨さが強く表れていてリアルだという意見が多く見受けられるようです。
しかし自分が大人になった今感じる事は、人が死んでゆき、それが当然のように描かれていて、だから戦争は空しい事なんだと安直に思わせるやり方がとてもウンザリしました。人の死に対して「あぁなんて悲しいんだ」と思う、そういった一連の思考をする事に慣れてしまうのがとても嫌でした。
ウッソは途中から戦場で人を殺すのにあまり躊躇しなくなったみたいだし(ジュンコさんに叱られていた頃の方が説得力がある)、カテジナさんはだんだん被害妄想がひどくなって、それが後半のストーリーを支離滅裂にしてしまっているような気がしてなりません。ウッソ対クロノクル、またはウッソ対カテジナさんの戦闘中の会話なんか、子どもの理屈以外のなにものでもありません。もう少しマシな口論があればよかったのに。「〜が〜だというのに、どうしてそれが分からないんだっ!」という類のセリフが一番最悪です。そんなことばかり言ってるから自分の主張を押し付ける事に必死で、簡単に戦争なんかできるんですよ。
それに敵艦に向けて特攻する姿に泣ける、とかいう意見が一番怖いです。特攻なんか、ちっともかっこよくないよ。特攻なんてヘドがでるよ。
ただビクトリーガンダムのデザインやOPとED曲など、大好きな要素は確かにいろいろあります。それだけでも久しぶりに観ることができて良かったと思えます。
最高傑作
数あるガンダム作品の中でも最高傑作ではないでしょうか。
戦争の非情さ、命を失う悲しみ、世界の在るべき姿など、今の自分最強自己中ヘタレガンダムとは一線をかく壮大な作品だと思います。
恐らくシードとか00が好きな人間にはこの作品がツマラナく感じられるでしょうなぁ〜
作り手の嘆きと悲しみを感じさせる恨み節…炸裂!
この作品を、初めて全部観終わったとき、あまりにも衝撃の鬱展開の連続に、心を深く抉られた感じがしました。そして、かくも恐ろしきは人間の業そのものであると戦慄を覚えました。誰に勧められて観たわけでもありませんが、私自身が、ガンダムというタイトルに導かれて、なんとなく観てしまったのがこの作品です。ストーリーは…かなりキテますね…とにかく生々しくも残酷な重い展開の乱れ撃ち…これを演出し続けた監督の身に、一体何が起こったのでしょう?と考えずにはいられない様な内容でした。予告のナレーション、シャクテイ=黒田由美さんの懇願するような声で『見てください!』は必死に訴えかけられているようで、次も観てあげないといけないような気になりました。残酷な展開から目をそらさずに、見てください!と言われているようです。ギロチンで公開処刑される伯爵…それをまだ若いウッソに、しっかり見なさい!と言うマーベット、人柱の様に死んでゆく、シュラク隊の人達、生きながら宇宙漂流の刑にされるファラ、巨大なロードローラーの様なバイク戦艦で、人間や地上のあらゆるものを踏み潰し、平らにするという残虐非道、自分に正直ゆえ、類い稀なる美しい容姿をしていながら、哀れなくらいに女の醜い性を晒し、ウッソの最大の敵として立ちはだかる、ウッソの憧れの人で悲劇の人…カテジナ、ウッソの駆るガンダムのビームサーベルに直接焼かれ、あっけなく蒸発する半裸の女性兵士達、物語を狂気の渦に、知らずに巻き込んでゆく女王マリアの娘、シャクテイ…彼女の病的なまでの一方的で頑なな行動は、プロパガンダに利用され、その結果、多くの人々を死に至らしめることとなり、シャクテイ本人には、その自覚が無いだけに、二重の意味で罪深いのです。金色の天使の輪の形をした、エンジェル・ハイロゥは巨大なサイコミュで、何万人ものマインド・コントロール・サイキッカーが、女王マリアとシャクテイを中心に『さあ、宇宙の平和のために、皆様、祈りましょう』とMSパイロット達に恐ろしき幻覚を見せる狂気の祈りを捧げる様には、本当に不気味な恐怖を禁じ得ませんでした。他にも残虐描写は、まだまだ有りますが、そういう一つ一つのエピソードが、精神にボディブローの様にじわじわ効いて、気持ちが悪くなるくらいにショックを受けました。が、後に知ったのは、この演出をした富野氏自身が、この時点で既に心をかなり病んでいたそうで、それを反映させたのがこの作品だとしたら、監督はご自身の精神崩壊とひきかえに、この作品を完成させたとすれば、何故、そこまでして…その後、監督は心の病気が治るまでに、十年はかかったとの事です。精神的に追い詰められた結果の命を削っての演出だったのですね…非常に痛ましい気持ちになりました。作品を世に出す者の責任と贖罪…タブーとスポンサーとのすりあわせで出来上がったこの恨み節…気になりました方は、十分覚悟して『見てください!』
ガンダムという名を簡単に使ってはいけない・・・。
ガンダムシリーズ宇宙世紀の最後の作品(ターンAを除いて)であるというのは間違いないという現実は否定できない(富野監督なんだから)から仕方ないのですが、観終わってなんかしっくりこないんです。私はファーストガンダムをリアルタイムで観た世代なので、なんかリアル感が伝わってこないんです。まぁ、ガンダム自体がリアルじゃないんですけど(宇宙空間の温度を無視したやり取りとか)人間ドラマからいえばなんか設定が希薄に感じられるし、ガンダムとしての映像としては画の作りがサンライズが作成したの???というぐらい格好よくないし、人がいっぱい死ぬからリアルな戦争アニメだという人がいるみたいだけど、人が死ねばリアルなの?と思います。宇宙世紀シリーズ最後の作品というには、映像的にもモビルスーツのデザイン的にも話のストーリー的にもあまりにも悲しい内容です。ガンダムという冠をつけた作品なら、最高のスタッフで作ってほしかったです。大人が観るガンダムではないですね。だからユニコーンUCに期待してしまうのです。UCのショートフィルムの映像を観たら「これぞガンダムだ」って思いますよ!
|
|||||||||||||||||
|
|