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風を切って空を飛ぶような爽快感…
最近映画版のDVDを買って何度か視聴しているうちに、映画版の音声に魅せられて、ついサントラまで買ってしまいました。ところが、私の一番好きな曲が入っていないような…空を飛ぶシーンでよく使われてる曲なんですが、…なんで?
でもまあ、柴田サンの「シャーロック・ホームズ!」が入ってたから、買ったかいはあったかなと。映画版の音は、TV版より何倍も気に入ってるんですが、あそこだけはやっぱりちょっと…。名前変えるにしても、ゴロが悪いし、いかにも上からかぶせた感じがとっても不自然。
あの音源残ってるなら、どなたかうちの映画版のDVDの音声に、あそこだけ上書きして、元に戻してくださいませんでしょうか。って無理か(笑
というわけで、サントラではなく、映画版の音声の感想を書かせていただきます。
シリーズ全体ではなく、あの2エピソードのために作曲されたわけだから、TV版より曲が映像に合ってるのは当然と思いますが、曲の良さもさることながら、高畑氏の曲使いのセンスのすばらしさでしょうね。
他の方のコメントで「動きのカタルシス」とありましたが、まさにぴったりの表現です。
映画版の「青い紅玉」のクライマックスの追いかけっこ。我が家はDVD環境が悪くて小さいPC画面で見ているのですが、それにもかかわらず、映画の大画面で見ているような空間の広がりと、自分が空を切って空を飛んでいるような爽快感を感じます。(TV版では、それがあまり感じられないわけで…TV版の音声もまあも悪くはないのでしょうが、映像の動きの美しさを十分活かしきれているとはいえないのではないかと…)
あの、物語とまったく関係ない歌詞の挿入歌が、なぜだか映像とぴったり合って、ポリィがホームズの腕に飛び込むクライマックスの盛り上がりへと、実に気持ちよく引っ張っていってくれます。高畑氏が、歌、ではなく、曲としていかに巧みにはめているかというのが、サントラと聞き比べるとよくわかりますね。
音を入れる場面と入れない場面、音によって場面をつなぐか切るか、そのあたりの演出もなんとも絶妙で…高畑氏、ほんとにうまいなぁ♪
宮崎氏の関係された他の4エピソードも、映画仕様で高畑氏の音声付きで、ぜひ見てみたかったです。
個人的に、ちょっとおちゃらけた広川ホームズより、大人な柴田ホームズの方が好みでもありますし…
まあ、ないものねだりしても仕方ないですね。また、映画版のDVD見直して、楽しみます。
挿入歌が最高
イタリアの国営放送局RAIと日本のテレコム・アニメーションフィルムが
テレビシリーズとして共同製作を開始した作品の映画版サントラ。
6話分を宮崎駿が監督したところで製作が中断、
お蔵入りしていたが、うち2話分だけが
「風の谷のナウシカ」と同時上映されたことにより
ようやく陽の目を見たいわくつきの作品である。
内容はコナン・ドイルの原作とはまったく離れ、
擬人化した犬のキャラクターが
霧のロンドンで謎を解く冒険活劇である。
若かりし宮崎駿の演出はスピーディーかつダイナミックで
動きのカタルシスに満ちている。
この後製作が再開されたテレビシリーズとは
声優や音楽が一部異なっている。
音楽は映画版の方が落ち着きがあり、
二話目のラストにBGMとして流れる挿入歌が優しくて、
これだけでお買い得。
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