犬女、猫又、雪女、ろくろっくび、座敷童子、と妖怪豊富なアパートですが それぞれの過去がちょっとずつ描かれてたり。 (でも、みんな長生きし過ぎていろんな過去を忘れてる。 しおりさんは20歳までは人間だと思って育ってたから若いのかな) そして新しく貧乏神の美香が、たきびの紹介で入居。 幸運をまねく座敷童子と、相手の富をどんどん削る貧乏神。 恐ろしい。 貧乏神はいったんイイ男(財産的に)を捕まえてアパートを出ますが また戻ってきそうな予感。 (富を吸い尽くしたあとは何もなくなるから) 最後の方で、壱に劇的変化が訪れます。
『三者三葉』で知られる荒井さんもうひとつの長期連載作。 所謂「いじられ役」のキャラを絶妙に使いこなした笑いが魅力な点はあちらと共通します。 が、やはり登場人物が変われば中身も変わってくるもの。 どこそこがこういう風にこう違う!とはっきり言えたものでもないですが、違うものは違うんです! とまあ、自分の表現力のなさは棚上げしておくとして、2巻になって随分おもしろくなった印象があります。 月刊四コマでの2巻目となると連載が始まってから1年以上になりますし、回数こなしてキャラクターの扱いになれてくると色々やり易くなるからでしょうか。 これは本作に限ったことではなく、とかく登場人物の使い方がネタの良し悪しを左右する四コマ漫画では2巻目に真価が現れる傾向があるように思います。 そして、荒井さんは見事2巻目から調子を上げてきた、とそういうわけなんじゃないかなーと。 1巻時点では「三者>ワンダ」というのが正直な感想でしたが、こうなってくると「三者=ワンダ」という評価もできますね。 尚、2巻では準レギュラーの形ではありますが、新キャラ─貧乏神─が登場します。 ショボい福をもたらす壱さんの居る岡田荘に貧乏神という取り合わせ。 パワーバランスは、壱さんの存在意義はどうなってしまうのか! と煽るほどのものでもないですが、おもしろい展開がみられるかと思います。 その他、壱さんや珠希の思い出話(昔語り)や変化のない駄目人間?だった壱さんに重大な変調があったりと見所に尽きません。
「コレ、いくね?」(コミックス編2)買うもの